ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
二日酔いの頭を抱えながら 歩いて会社に。 途中、いやにカラスが多いことに気が付く。 そういえば 今度から ごみの収集が夜中になるんだよな・・・。 なんてことを つらつら考えていた。 しかし、公園に着く頃、そのカラスの多さは 尋常ではなく、 まるで ヒッチコックの「鳥」のようで、 空のグレーさが その不気味さに拍車をかけていた・・・。 電線に 鈴なりのカラス。 ふと、向こうから 時々見かけるおばあさんが 歩いてきた。 朝、自宅やゴミ収集所の履き掃除をしているのを何度も目撃した事がある。
一羽のカラスが そのおばあさんの頭上目掛けて 舞い降りた。
「危ない!」と ココロの中で叫んだ。 本当に あの映画のようだ。 おばあさんは 痩せているので、カラスの攻撃なんか受けたら死んでしまう。 と 思っていた。
カラスは ギリギリに頭をかすめて飛んで行ったが、 また そこへ 別のカラスが おばあさんの体の脇を すーっと低空飛行で かすめて行く。
が、カラス達の行動に 全然動じる気配もなく、 スタスタ歩く おばあさん。
そのうち 電線に留まっていたカラス達も、 おばあさんの頭上を飛び交い出した。
カラスは 賢い鳥である。 きっと、おばあさんはカラスに恨みを買ったに違いない。 そして、おばあさんが出てくる度に 襲う振りをして 怖がらせているのだ!
そう確信して 3秒後、
すべての謎は解けた。
おばあさん、公園に入って行ったのだが、 その手には コッペパンと思しきものが 握られていた。 そして そのパンをちぎっては カラス目掛けて投げていた。 どうやら 餌をあげているらしい。
世の中、奇特というか 珍しい人もいるものだ。
他の種類の鳥達に 餌をあげている人は 見かけた事は多々あるけれど、 カラスに わざわざ餌をあげる人は 初めて見た。 微笑ましいと言うより、奇怪さを感じた。 だって、どう見ても カラスに襲われているようにしか見えない。
しかも そのおばあさん、その間
しかめっ面。 ____________________________ 業務日記 専務が帰ってくる間では それなりに予定通りの仕事を進めていたが、 帰って来るなり いろいろな雑務を言い付けられ、 結局 あたしの仕事は残業しても終らなかった。 まぁ、それはもう慣れたので いいのだが、 現場を移動する職人への確認事項を 別件もあるから本人に電話すると言うので頼んだら、 そんなことはそっちのけで、散々からかった挙げ句、呑む約束までして、 予想通りと言うか、ぼけるには10年早いぜべいべえというか、 あたしが頼んだ事は 忘れられていた。 もちろん、すぐに目の前で電話して貰ったが。 席に戻ったので、頼まれた仕事をやっつけていたら、 「パソコンが壊れた」と 血相を変えて来たので、 慌てて行ってみると、 終了の手順を間違えて再起動をさせたので、 そのエラーが表示されていただけだった・・・・・。 もう それもいいから テプラを使ったら 元に戻しておいて欲しい。 心からそう思った。 ___________________________ 今日ゲットしたもの 胡麻あんのきんつば
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