気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
キャッツを......。 森の中、ランタンに火を灯し明かりを得る。火を灯したのはガルバルトだった。 「火は我の友だ」と言い、暗くなりかけていて手元が見えなかった三人を照らしたのもガルバルトだった。 「たき火も頼めるか」 「たき火? 何をするんだ?」 「缶詰を温めるんだよ。冷たいよりはいいから」 バルクがスープ缶を取り出す。 「パンも少しあぶるといい」 と、アニムがパンとチーズを出した。 「あ、マシュマロ買ったんだった。これも」 ルイがどこかの街で買った菓子の袋を出す。 「これが、人間の食事か?」 「よかったら、どうだ?」 「食事など必要ないのだが、興味はある」 「よし、じゃあ」 バルクは笑って缶詰をもう一つ取り出し、石などを拾って簡易かまどを造った。
草うららか
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