気まぐれ日記
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2010年11月19日(金) 自重したい

 無駄遣い。
 そして、五百円貯金貯まったら、地デジテレビとPS3買っちゃおうかと。
 
 ああ、でも春には車検と保険とタイヤが......。結局出費が重なるし......。




 ロッジの外に出て見れば、暗い。このあたり全体が日陰になっている。
 「ウィングドラゴン!?」
 「セルヴェス!?」
 「なんで!? まさか、温泉!?」
 ドラゴンは、魂すら物質であり死後は何かの形となる。死の直前にバルクと会ったウィングドラゴン、セルヴェスは彼とともに旅をしたいと思ってか、死後剣の姿となった。それが、生前の姿となって空を覆ってる。
 「セルヴェスなのか!」
 バルクが叫んだ。
 「バルク? ヒーガル=バルク=ビアソーイダか! そこにいたのか」
 気づいたセルヴェスはするすると人の姿となった。板についたその変身は話すと長くなるので、省略する。
 「なんなんだ? この温泉は? 悪魔が私をこの中に落としたのだが、急に力がみなぎって生き返ってしまったぞ。まあ、徐々に力が衰えて行くからたぶん、一時的なものだろうが」
 「万能温泉らしい」
 「まあ、いい。せっかく生き返ったのだから、そうだな......パンとシチューが食べたい」
 セルヴェスは実に人間らしい笑みを浮かべて言った。


草うららか |MAIL

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