気まぐれ日記
DiaryINDEXpastwill


2010年11月12日(金) 白鳥

 と、聞いてサンサーンスを思い出す人は少ないが、ドリフのコントを思い出す人は多いだろう。
 
 もしかしたら、着なきゃいけなくなるかもしれない......。(笑)




 入浴者はアニムとバルクの二人しかいなかった。ロッジにある露天風呂よりはかなり広い。
 「これはこれは」
 「いいじゃねーか」
 二人ということもあり飛び込むように入った。少しぬるめの湯で心地よい、しかしアニムはすっぽり沈んでいった。
 「ぶはっ!」
 アニムが浮かび上がって顔を出す。かろうじてバルクは首だけは出ている。
 「深っ!」
 「なんじゃ、こりゃ!」
 そこへパゼットが飛んで来た。
 「ごめんなさい、言うの忘れていたけど、遅かったね」
 「こりゃ、どういうことだ?」
 バルクが抗議というより、呆れていた。
 「ああ、ウチの親切心というか、ほら、全身よく温まるでしょ? このクォリティをロッジの方にも活かしたかったな」
 「いや、しなくていい」
 アニムはというと、立ち泳ぎも疲れるので天然岩の段差を利用していた。
 


草うららか |MAIL

My追加