気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
更新しません。(宣言) 「うん、確かに負けたよ」 良介は言った。良和は、突然大声で泣き出した。 「うわーーーーーん!」 「この鳴き声に......」 「びえーーーーーーん!」 『なるほど』 良介の声はかき消され、ひたすら良和の泣き声ばかりが体育館の中を響き渡った。その声は全ての者の鼓膜を振るわせ、耐えきれずに体育館を脱出する生徒が続出した。 「柳川良和選手、泣き止みません! 一体どうしたことでしょう? かくいう私も耐えきれなくなりました」 マイクを使っている若松の声すらあまり届かない。こうして残ったのは、良介と良和のみだった。 パン! いや、もう一人、倉本綾名がいた。彼女は一発良和の頬にビンタを食らわせた。
|