気まぐれ日記
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2007年09月14日(金) 「恒例の交霊会」

 田学で一番最初に出てくるシャレのようでシャレじゃない台詞です。

 ところで、今日はメンズバレンタインデーだそうです。
 男性が好きな女性に下着を贈るという代物らしいです。聞いた事ないです。つーか、好きな女性にどんな下着を贈るかによって、ものすごく好き嫌いがはっきりするんじゃないかと思います。




 「そりゃ、めでたい! 二人も新入部員が入ったんや。今日はちょうど恒例の交霊会だ。皆でチンギスハーンの孫の息子の従兄弟、エビフライハーンを呼ぼう」
 「やっぱやめるわ」
 「私も」
 二人は言った。
 「わ、待て待て、わいが悪かった。リクエストに応じるから」
 「じゃあ、木村ひさおを」
 と、可奈。貴乃もそれに賛成する。
 「私も」
 「誰だい、それ?」
 「有名な交霊者よ」
 「聞いた事ないんだけど」
 「まあ、まかせなさい」
 可奈が複雑な魔法陣のようなものをチョークで床に書いて行く。そして念じた。何も起こらなかった。
 「......」
 「......」
 「......」
 「......」
 長い沈黙。そして可奈は口を開いた。
 「失敗だわ」
 「て、いうか、可奈ちゃん。木村ひさおはまだ生きてる」
 「......だから、生き霊を呼び出そうとしていたのに」
 冗談には聞こえなかった。
 「あ、そうか。交霊する体がなかったわ」
 「ああ! そうや! 良介ちゃん、今まで失敗していたのはそのせいや」
 「なるほど」
 「いやー、可奈ちゃん。ありがとう、今までどうして失敗していたのか、やっとわかったよ」
 「どういたしまして」
 「じゃ、今月の交霊会はここまで」
 こうして、彼女はオカルト研究部に所属することとなり、さらに魔女として田学で有名になっていく。
 


草うららか |MAIL

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