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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
某サイトで見た記事。 まっぷたつに斬られたカードから黒いもやのようなものが溢れ出る。 「ロナがいない」 と、アニム。すぐに、ロナの存在が魂のみということに気づいた。 「きゃっ!」 もやはルイを取り巻くように彼女を包んだ。 「ルイさん、逃げて! アニムさん、また封印を!」 ラナが叫んだが、黒いもやは彼女の周りから消える。そして、彼女は自分の長い爪を押し当てた。 「この娘がどうなってもいいのか?」 「ルイ!」 バルクの剣先が彼女に向かう。 「のっとられたか......」 「もう、魂だけの身体も無理が来ていたが、これはいい身体だな。悪魔族とは、我も運がいい」 「仕方がないのう......」 「そこの小僧、また封じるつもりか? もうお前の封印など通用せん。所詮、エルフでは我を封じる事は出来ん」 「むっ......」 カードを作りかけたが、止める。 「そこの人間の剣も我には通用せん」 「くそっ!」 「それから、そこの精霊。我と来い。お前からは人間の匂いがする。長く人間とともに過ごしたようだな。そんな精霊の力も手に入れてみたいもんだ」 「......わかりました。好きにしてください。その代わり、この三人には手を出さないでください」 「いいだろう」 ルイは自分の爪を引っ込め、のど元から離した。
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