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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
と、問いたいです。何がそんなにいけないんですか? と。 クイスマークが去った後、十分ほどしてメイドたちは現れた。 「先生、お久しぶりです」 「どうしたんですか?」 「本部で、何かあったんですか?」 彼女たちは次々にヴェックスに話しかけて来た。 「あなたたちこそ、大丈夫? 嫌なことされてない? 何か変な事が起きていない?」 彼女たちは顔を見合わせて笑った。 「そんなことないですよ、先生」 「クイスマーク様はとても親切ですわ」 「ここでお仕事できて幸せです」 「そう、それならいいのだけど」 良くなかった。戻るはずのメイドたちは戻って来ていない。彼女たちの態度を見ても、それは分からない。 「皆さん、お部屋を用意しましたので、こちらへどうぞ」 玄関先で会ったメイドだった。 「この方は?」 と、ヴェックスがメイドの一人に聞いた。 「クイスマーク様のお知り合いのメイドです。協会のメイドではないですが、私たちも敵わないくらい有能なんですよ」 少々、困惑気味に彼女は答えた。
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