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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
何か不吉な予感が......! 四人はクイスマークの屋敷の門の前に四人はいた。馬車を降り、その街外れにその屋敷はある。 「やっと着いた」 ヴェックスが独り言のように言った。門の側にあるベルの紐を引く。門の前で引くと屋敷の中になるベルが鳴るような仕掛けになっている。ややして、一人のメイドが現れた。 「いらっしゃいませ。ご主人様に御用ですか?」 と、メイドが迎えた。ヴェックスは、うなずいただけだった。 「こちらへどうぞ」 メイドに屋敷の中を案内される。 「メイド協会の?」 というアニムの小声の質問にヴェックスは首を振った。 「ただいま、ご主人様を呼んで参りますので、この部屋でおくつろぎください」 応接間の前でメイドは立ち去った。何の変哲もない応接間。調度品もそれほど豪華ではないが、さすが有数の大商人ということだけあり、一通りは揃えていた。 とりあえず、中に入ってソファーに腰掛けた。しばらく沈黙が続く。バルクが剣の柄から手を放さないでいた。何か落ち着かない癖にも見えた。ヴェックスもまた、やり場のない手を剣の柄を握る事で落ち着かせていた。
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