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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
これで二度目だったりする。 「いやもういい。ありがとう」 「先生、遠慮せずに」 「いやホント、もういいから」 「式神!」 内山の足が止まった。内山には姿が見えない。 「やめてくれー!」 「二重人格は一種の悪霊憑きです。だからお祓いが効果的」 「いや、悪霊違う! そんなの聞いた事ない! やめて、お願い」 良介と可奈は黙っているだけだった。 「止めないの?」 と、良介。可奈は首を振って言った。 「でないと、本当に治らないもの。虚言癖」 「虚言とは違うよ。先生は本当にそう思い込んでいるんだもの」 「恐怖で治るといいんだけども」 「ニャルトラホテップはやり過ぎだと思う」 可奈は黙りこくった。そして、貴乃が高らかに叫ぶ。 「悪霊退散!」
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