気まぐれ日記
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2007年05月30日(水) いい夢見よう

 変な夢を見た時、夢占いの本があるのでそれを調べてみた。

 夢の内容は、なんか悪い猿(ゴリラ)っぽいのがいてそれを退治するんだけど、だんだん縮んで行って最終的には火をつけて燃やしてしまうんです。(ひー!)
 でも、次の日には、復活してるんです。何事もなかったように。でも、やっつけられたことをしっかり覚えているよう。(ひー)

 ある意味、悪夢です。怖いです。

 それでも、夢占いには有名どころが二つあって、ほとんど逆の解説をしてるそうですよ。




 「それでは治療始めます」
 可奈は静かに言った。
 「まずコレを敷いて、先生は真ん中に座ってください。そして、部長と貴乃ちゃんは何もしないでね」
 「初めに聞いていいか? 何をする?」
 「困った時は悪魔頼みです」
 「あくま?」
 「では、呼び出します。先生は出来るだけリラックスしてください」
 「いや、出来ない」
 可奈はかまわず、呪文のようなものをつぶやき始めた。

 しいん......。

 三十秒、何も起こらなかった。が、内山の足下が淡く光りだす。
 「な、光った!」
 「私も初めての事で、何が起こるか分かりません。何しろ今から呼び出すのは近代神話のニャルトラホテップ!」
 「な、クトゥルフ?」
 「部長、クトゥルフってなんですか?」
 と、貴乃。
 「うーと、創作神話っていうべきかなァ......」
 と、良介。
 「なんで、ニャルなんとか?」
 「ああ、アレ、姿なき神だから」
 「普通、逆ですよね?」
 「著者の考えている事なんかずれてるから。それより、可奈ちゃんが召喚したかっただけかもしれない」
 「ねえ、部長、すっごい危険を感じるんですけど」
 「うん、だって、人間にはちっとも優しくないからね」
 「でも、さっき創作っていってましたよね?」
 「創作でも、それが世界に広まって信者が出来れば立派な神話なんだよ」
 良介の説明が終わると同時に、それは現れた。
 「こんにちは、皆さん」
 それは、礼儀正しくお辞儀した。スーツ姿の男だった。 
 「ニャルトラホテップ?」
 「いえ、そんなことより、私、こういう者です」
 スーツの男は名刺を可奈に渡した。
 『悪魔召喚制限規律審査員 久村 スミヨシ』
 「久村、スミヨシ? 日本人?」
 「いえいえ、悪魔ですが、私日本支部担当でして、親しみやすいようにこのような名前なんです」
 男、久村はにっこりと笑った。 


草うららか |MAIL

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