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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
今、えぬえちけーにて、やけに洋食に詳しいばあちゃんが料理を紹介する番組がやってました。 すなわち、中等部、高等部には変人、奇人、変態が固まっているのだ。だから、生徒は心配している。現にこのクラスには、田学一、二を争う変人、岡崎良介がいるのだ。 そんな生徒の不安をよそに良介は居眠りをしていた。家が古武術の道場で、将来的に継ぐ者である良介は朝稽古のため、この時間は居眠りの時間だった。ホームルームで起きていることは奇跡に近い。 「岡崎君、もういい加減起きようね」 ああ、ダメだ。この先生、ダメだ。生徒の一部は思った。 「......」 良介はぼんやりと起きた。 「あ......アレ? 内山先生? どうしてここに?」 「そりゃ、このクラスの代理担任になかったからさ」 「それは、内山隆宏先生でしょ」 良介がごそごそと机の中をひっかき回す。そこからよれよれの薄汚い札が出て来た。何か書かれていて黄ばんでシミのようなものが点々としている札。それを教師に貼付けた。それも額に。その昔、キョンシーとかというやつに貼っていたアレみたいなカンジに。 「なんか、貴乃ちゃんに聞いたけど、内山先生、二重人格なんだってさ」 生徒たちが呆然とする。 「へぇ、あとで詳しく教えてね」 「さすが、岡崎君ね」 「ねえ、良介。じゃあ内山先生ずっとその札つけっぱなしなの?」 「いや、今まだホームルームだからさ、皆知ってた方がいいんじゃないかって」
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