|
気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
この間の土産に旅情報誌買ったら、もう「動物園行ってくっから」で、今週行くことを心に決めたそうです。降谷さーん! パス取られたよ!(笑) 高山貴乃の日記 オカルト部、それはそれは楽な部である。運動部のような上下関係やキツい練習はないし、いいわけをつけて休むことも出来る。何しろ、三人しかいないし。 それでも連休明けは集まった。 「部長、今日の予定は?」 「今日は部室の掃除だよ」 確かに、連休中誰も来なかった教室(二分の一)は少々ほこりが溜まっていた。それでも、異聞の一なのだ。すぐに終わった。 私はそこで部室を出た。 「ああちょっと待って、貴乃ちゃん、気をつけて」 「え? はい」 部長からそんな言葉を掛けられるのは珍しい。何かある。 「ねえ、可奈ちゃん。部長、どうしちゃったの?」 「大丈夫よ、いつもと同じ。だけど、本当に気をつけた方がいいわ。式神、使った方がいいわよ」 可奈ちゃんに言われたら、そうするしかないじゃない。 言われた通り式神を自分自身につけた。 疲れる一日だった。でも、そのお陰か何も起きなかった。 岡崎良介の日記(一部) 連休明けの放課後、珍しいことに中等部の生徒が尋ねて来た。オカルト部は「オタクくさい」などとは呼ばれず、可奈ちゃんの存在感が強いためか「近づいてはならない」みたいな状態だから滅多に人が来ることがない。(俺の友人とかは除く)よく見れば、野田君だ。貴乃ちゃんや可奈ちゃんのクラスの男子生徒だ。 「あの、ちょっと相談が......」 「なんだい?」 「最近、誰かに見られていることが多々あって......」 貴乃ちゃんだ。 好きな子を追い回すタイプである。更に、追い回すのは式神。誰かに見られている感はあっても姿は見えないのだ。当然気味の悪い思いをする。多分、連休中、ずっと追いかけ回していたんだろう。式神で。 「ああ、もうそんな心配することないと思うよ、うん。一応、可奈ちゃんに伝えておくから」 「あの、東って、本当に魔女なんですか?」 「魔女は必ずしも悪いわけじゃないよ」 この学園の隅々まで網羅しているこの少年にも、可奈ちゃんの存在は謎らしい。
|