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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
ラストだ〜! 朝になり、動物たちは解散する。 マレモンは動物たちの真ん中に立って言った。 「本当はこれだけを伝えれば良かっただけなんだ。それでも私はチャーミグのために何かしたかった。皆が集まってくれて本当に良かった。これから言うことはチャーミグの伝言だ。 『無理やり言葉を教え込んで悪かった。このことにより、多種の動物が話せるようになれば世の中は平安だろうと思った。だが、人も動物も言葉を持ってしても味方には慣れないときがある。特にレノーアと一緒にいるときは鶏肉を食べんようにしていたが、儂は鶏肉が好きだった。人も動物も糧を得て生きている。それが別の命でもある。だから儂は言葉を教えるのを諦めた。しかし、一度教えると楽しくなりこの過ちは続けられた。 動物たちよ、いつでも言葉を捨てても構わない。言葉を持って人と共存するのも構わない。自由に生きてくれ』だそうだ」 動物たちはそれぞれ帰って行った。 ほとんどの動物たちはそれまで通り過ごすそうだ。その中で言葉は必要ないといい、忘れると言った動物が何匹かいた。 「マレモンはどうするの」 と、クレンは聞いた。 「その前に、クレンはいつから自分についているのがチャーミグだって分かった?」 「最初からよ。分からなかったら私の仕事は成り立たないもの」 「そうか......」 「で、マレモンはどうする?」 「旅を続けたい。今度はクレンと一緒に旅をする」 「旅をして、どうするの?」 「美味しい物がどういうものか知りたい。いろんな街に行きたい。海を渡ってみたい。知らない動物に会ってみたい。でも、一番はクレンと一緒にいたい」 「......マレモン、あなたって、いい男ね」 彼女は困ったように笑った。虎は彼女の足に頭をこすりつける。 「じゃあ、行こうか。マレモン」 彼女と虎は歩き始めた。 終わり
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