|
気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
今の仕事はまだ勝手がわかりません。 彼女が寝ているうちに動物たちは集まった。猪が森の主に頼み、動物たちを集めチャーミグの住んでいた森に移した。 「お早う」 「お早うクレン」 庭出た彼女、そこには十二の動物たちが円を作って座っていた。彼女が起きて来た事で、ドラゴン(人の王の姿をしている)が咳払いを 「コンクが亡くなっている事は実に惜しいが代理の息子ビキが来ている。皆集まった、それではチャーミグを偲ぼうではないか」 どこからか仕入れられた酒が皆に配られた。食べ物は果物類だけだった。酒と果物の香りが甘く漂う。 動物たちはチャーミグとの生活を語った。チャーミグは決して彼らを人として扱わなかった。それは動物たちにとって誇らしいことだったようだ。語りは暗くなるまで行われ、円の中央にたき火をすることになる。それからも語りは続けられた。いい加減飽きた猿のビキはひとりうたた寝していた。その後、動物たちはまばらに眠り始める。 「よかったね、マレモン」 「ああ、よかった」 クレンはそう言って地面に横になった。チャーミグは寂しかったのじゃないかと思ったが、それもすぐに睡魔でかき消された。
|