気まぐれ日記
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2007年04月21日(土) ふっ、と笑えてしまう時

 なんか激しいギャップっていうのがすごい笑えてしまいます。




 「わかりました。さあ、アリエ」
 「めえ」
 羊は占いを始めた。
 「なになに? 『すべてと共に......』」
 「すべてと共に?」
 「......お嬢さんの勝ちだね」
 彼女は更ににっこりと笑った。
 「まさか、お嬢さんにこんな芸当出来るとは思わなかった」
 「成功するとは思わなかったわ」
 「後で私の家に来てください」
 「ええ、その時にお礼をするわ」
 なおも占いを続ける。彼女たちは買い出しのため、店に向かう。その時、すれ違ったのが昨日の中年の女性だった。同じくらいの年の男性と共に。

 買い物の後、ふたりは羊の家に向かった。
 「さあ、今夜出発する」
 「夜に?」
 もう夜になるというのに羊は言う。
 「心配ない、もう呼んでいる」
 夜になるまで彼女は宿の支払いをして、羊の家で待った。
 「ねえ、クレン」
 と、虎が暇そうに尋ねた。
 「何?」
 「さっき何をしたんだ?」
 「さっき? ああ、占いの時? 悪戯の神様を呼んだのよ」


草うららか |MAIL

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