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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
なんか激しいギャップっていうのがすごい笑えてしまいます。 「わかりました。さあ、アリエ」 「めえ」 羊は占いを始めた。 「なになに? 『すべてと共に......』」 「すべてと共に?」 「......お嬢さんの勝ちだね」 彼女は更ににっこりと笑った。 「まさか、お嬢さんにこんな芸当出来るとは思わなかった」 「成功するとは思わなかったわ」 「後で私の家に来てください」 「ええ、その時にお礼をするわ」 なおも占いを続ける。彼女たちは買い出しのため、店に向かう。その時、すれ違ったのが昨日の中年の女性だった。同じくらいの年の男性と共に。 買い物の後、ふたりは羊の家に向かった。 「さあ、今夜出発する」 「夜に?」 もう夜になるというのに羊は言う。 「心配ない、もう呼んでいる」 夜になるまで彼女は宿の支払いをして、羊の家で待った。 「ねえ、クレン」 と、虎が暇そうに尋ねた。 「何?」 「さっき何をしたんだ?」 「さっき? ああ、占いの時? 悪戯の神様を呼んだのよ」
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