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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
続きが思いつかない次第です。 辺りは白。姿も声もない。 虎は戸惑っていた。ぐるぐると歩き回った。 「虎の匂いがする!」 誰かが言った。 「逃げなきゃ逃げなきゃ!」 聞き覚えがあった。あの兎だ。二度、虎の前に現れ二度逃げて行った兎。 「待て! 兎! 私はチャーミグの弟子マレモンだ!」 「虎......チャーミグ......マレモン?」 「そうだ。兎、お前の名前は確か、バックリーン、そう聞いている」 「そう、僕、バックリーン。チャーミグ爺の弟子なんだ」 「だから、逃げる必要ない。チャーミグが亡くなったんだ。それをお前に伝えたいだけだ。そして、皆で一緒に葬儀をするんだ」 「葬儀? そりゃいい!」 「ところで、バックリーン。お前は商業隊がどこに行ったのか、知ってるか?」 「ああ、知ってる知ってる。山の神だよ。山の神が嫁探しだ」 「嫁探し?」
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