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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
やばい粉ではありませんよ。 しばらく柵にそって歩くと家が見える。大きな牛小屋と小さな家。彼女と虎はそこを尋ねた。 「こんにちは」 彼女はドアを叩く。すると、中年の女性が顔を出した。 「どちら様でしょうか?」 「旅の者ですが、この牧場の方ですか?」 「え? ええ、何か御用ですか?」 「あの、ちょっとお尋ねしますが、話をする牛なんて......いないですよね?」 「あ、ええ、いませんけど」 「そうですよね、やっぱりいないよね」 「でも、しゃべる馬ならいます」 「はい?」 「アクロといいます。お会いになりますか?」 「はい......。よかったわね、マレモン。また見つかったわ」 「アイスクリームはいいの?」 「このきっかけはアイスクリームに繋がる道よ」 彼女はうれしそうに笑った。
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