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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
いや、働いてるとこパソ一つしかなくて、更に必要ソフトがそのパソに入ってるもので、ちょっと不便なんですよ。仕事持ち帰って仕事しろというのか? つーか私も仕事をぱしっと決めたい。 猪は森の中央にある大きな木の前で止まった。 「大樹の神様、お連れしました」 「おお、ご苦労さん」 木の中から小さな老人が現れた。背丈はマレモンの目線と同じである。 「虎ではないか。アタークよ、よく食われなかったな」 「マレモン殿は出来た虎だ。人であるクレン殿は......」 「おお、美しいお嬢さん。しかし」 一瞬神の顔がこわばる。 「神殺しとは、いと残念じゃ」 「クレンはそんなことしない」 と、虎。庇うように言う。 「私は人に害をなそうとする神をなだめることはしても、殺そうとは思いません。安心して」 「ほっほっ、こう見えても神歴は長い。人に殺す事は出来んよ。儂はただ、お嬢さんのようなきれいな娘さんが、神殺しの能力を持った事を残念に思っただけだよ。しかし、このお嬢さんと虎で儂の息子たちを止められるのかのう」 「あなたは、どちらが主に向いていると思いますか?」 彼女は問う。老人はため息をついた。 「どちらでも良いと思っている。二人とも儂よりも森の主としての資格は充分なのだ。しかし、二人には同時に足りないものがある」 森の主にして、大樹の神はもう一度ため息をついた。
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