気まぐれ日記
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シルメリアですが……。前作にてエインフェリアの決め技が一人一人違うのに対して、今回は……。ううっ、それが惜しいです。そのためか、難易度が少々高いせいか(いや、問題はないけど時間がないため)あまり進みません。
今月の一言(例によって毎月やる訳でもなく、なんのかは聞かないで):地方によって昨日買いましたが、アレがアレでもう!(何言ってんだか?)主人公のネタ、アレばっかりだったらどうしようかと思いました。
イザリア=フロウ。それが私の名前。うちは病院。だからお父さんも医者。私もその医者になろうとしている。今は手伝いしか出来ないけれど、いずれはこの病院を継ぐつもり。 ある日、急患が入ってきた。 「店の前で急に倒れたんだ」 「ウォンテッダーらしい」 「頼むわ、フロウさん」 近くの宿屋のおじさんと食堂のおじさんが二十代くらいの男の人を運んできた。こういう……旅の人やウォンテッダーは助けてもお金を払ってくれないケースが多い。だから、ウォンテッダーや旅の人お断りっていう病院も多いけど、うちのお父さんは違う。その優しさのせいでこんな患者が担ぎこまれたり治療代を踏み倒されるのだけど、そんなお父さんが好き。近所の人にもそんなところをつけ込まれつつも、人気があるのだ。 「妖精憑きだな」 担ぎ込まれたウォンテッダーを見て、お父さんはそう判断した。いつもながら早い。そして正確だった。 「妖精憑きって、今どき……しかも、他所の人に?」 「妖精に今どきも何もないよ。それに、妖精に魅入られるのはそう悪いことでもない。もうすぐ身体が慣れるだろうから目が覚めるだろう」 妖精憑き。この地特有のもので、その名の通り、妖精が憑くこと。宿るという言い方もする。妖精というのは、本来人間は嫌いらしいけど、どういうわけか気に入った人間にはかなりの愛情を注ぐと言われている。その身体にもぐりこんでともに一生を送る、と言われている。ただ、妖精が憑くと身体に何らかの障害が起こり、この患者のように昏倒してしまうこともある。でも、それも一時的なことですぐに目が覚めるケースが多い。
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