気まぐれ日記
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2006年06月25日(日) みたらし団子

 胡麻、あんこ、醤油のうち醤油が好きです。いわゆるみたらし。
 小さいころから好きですね。「大沼だんご」(詳細は自分で調べてください・めんどい)なんかも醤油のところを食べてばかりだし。

 昨日ね、「銀月」ってとこの焼き団子(醤油)食べたのよ。いや、地元では知られているところなんだけど。

 ただ、それだけの話。(頼まれた原案にちょっとだけ影響してる)



 野田晴仁(ハルヒト)、田中学院中等部二年。
 性格は大人しく、交友関係も少ない(ように見える)。いつもは中野冬季と行動している。

 いろいろ問題はあるが成績は優秀である。

 授業中、彼はうつらうつらと居眠りする。ぽかぽかとした陽気がいっそうそうさせる。彼以外にも居眠りする生徒が幾人かいる。
 「野田、これやってみろ」
 教師が晴仁を指す。彼はぱちっと眼を覚まして黒板に出てそれを解く。そして席に戻りまたうつらうつらと居眠り。
 彼は居眠りの常習犯だった。ともかく授業中は寝ていることが多い。
 「なるこれぷしーだっけ? そんな病気なかったか?」
 冬季は合間の休み時間にそんなことを話した。
 「そんなんじゃないよ」
 「じゃあ、寝るなよ」
 「俺にもよくわかんない。とにかく、眠い」
 晴仁は机に伏せる。冬季がふと出入り口を見ると隣のクラスの東可奈がのぞいていた。
 「なんだ? 東。高山に用事か?」
 別々のクラスながら、高山と仲の良いことを知っている。そして、東もまた交友関係の少ない生徒だった。
 「いえ、その……野田君。何か憑いているわ。睡魔ね」
 「スイマ?」
 「うちの部長が喜びそうだから、放課後連れてきて」
 「はあ?」
 可奈がオカルト研究部という、怪しげな部員ということは知っている。そして、その部長が田学一、二を争う変態ということも。しかし、冬季にとっては自分の兄の方が問題だと思っている。なぜなら、今まで女を絶やしたことない兄が、突然男に走って純情街道まっしぐらなのだ。その相手が奇しくも、オカ研部長の兄に当たるんだから、世の中はどうかしている。
 「でも、まあ」
 短い合間によく熟睡するもんだと思いながらも晴仁を見る。
 「東の言うことだからな」
 魔女と言われる彼女のことだから、きっと冗談ではないはずだ、と。 


草うららか |MAIL

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