気まぐれ日記
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2006年05月29日(月) やる気↓というか、無し

 何、このぐだぐだ文。
 来月からは、もう少し気を引き締めよう。(出来たら)
 今週の一言:御不浄にサンドペーパー(両面)……なんというか。やってることはすごい(?)のに絵図がマヌケだわ。



 「食欲の低下、無気力、それでいて熱もなければ特に痛みもない。恋煩いだ」
 グオンの言葉に、村長とジエンが止まる。そして、ジエンが怒鳴った。
 「アンタ! それ適当に答えてんじゃねーだろーな!」
 「そ、そんなのは女の子の病気じゃないんですか!」
 「そんなのは偏見だ。それに私はこの手に関してはプロなのだが……どうだ? あっているか?」
 グオンはジエンに襟をつかまれ揺らされながら姫に聞いた。
 「うん、あってる」
 彼は頬を染めてうなずいた。
 「そら見ろ」
 「で、お相手は誰なんです?」
 と、村長。彼はまっすぐ村長を見た。
 「テェイ」
 「お断りします」
 「ええっ!」
 「いや、私にはそんな趣味ありませんから」
 「そんな! いつも一緒にいてくれるじゃないか」
 「それは、私のお仕事ですから」
 そんなやり取りをグオンは無視して部屋を出た。姫の不死が必要ない以上、もう用はない。ジエンも複雑な呆れ顔で一緒に出た。
 「ジエン嬢、私はこれで……」
 「待ちな、グオン。まだ残っている」
 ジエンが少し笑った。
 「誰がアンタの血を不死と流したか、だ」
 「そうですね。でも、やめときましょう」
 「なぜ?」
 「貴方が殴れるようなものじゃないからです」
 「……誰が流したか、見当付いてる言葉じゃないか?」
 「こんな根も葉もない噂を流すのは、魔族と相場が決まっています」


草うららか |MAIL

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