気まぐれ日記
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2006年04月15日(土) 11111

気が付いてみれば、もう少しで、一万一千百十一である。
 こ、これは、何かせんといけんですか!?(お前、どこの人だ?)
 そういうわけで、運良く11111に当たった人がいれば教えてください。相変わらず、文章しか提供できませんが。(その文章も大したものではありませんが)
 でも、なんか良くわからないアクセスで埋まりそうだな。(皮膚を食べる魚とか離職書とか、なんか多いんだよね)



 まずは、コクヨウとクレイス、そして四人の姉妹、上からクロラスト、ピスラズ、コーラル、マタイトの六人が顔をあわせる。
 「まさか、姉さんが……」
 と五女マタイト。その姿はクレイスよりも格段と幼いが、もちろんコクヨウの呪術による。
 「今は国内を探しているが、いまだ見つかったという連絡はない」
 「移動術を使ったのかしら?」
 と、クロラスト。彼女は一番年上で、一番後にコクヨウの呪術にかかったため、クレイスよりも年上に見える。ただし、見ため若いのは確かである。
 「それは考えられるわ。姉さんは私たちの魔力を奪っていった。クレイスをここに呼んだのもそのためね」
 「でも、移動術は最近開発された。姉さんはいつ覚えることが出来たの?」
 三女、四女が口々に言う。
 「姉さんなら、作れるだろうよ。きっと。予知しない時は何もすることなくて暇なんだろ? あの姉さんが大人しくしているはずないと思った」
 そうだ、姉さんが巫女となった日……。彼は思い出す。


草うららか |MAIL

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