気まぐれ日記
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今朝も八時に帰ってきて、ビールかっくらって寝ました。 で、三時ごろ起きましてこのザマです。 今日は休みというか、調整するための日ですね。明日がお休み。 そんな感じで毎日が進むんですね。 でも、GWはおもっきり休みなんですよ。
夢を見るのは自由だ。その夢が良い夢でも悪い夢でも。 「さ、寝るか」 「そうね、今日は長く起きすぎたわ」 「お前にしちゃ、夜更かししたな」 クレイスが窓の外を見る。だいぶ夜も更けている。 「お休み、クレイス」 「ああ、お休み」 妖精が姿を消す。スピネは昼間活動する妖精なので夜、日のないところでは眠っている。眠っているときは姿を消すので彼は彼女の眠っている姿を見たことがなかった。 彼はベッドに寝転がる。 「俺も、寝るよ」 夢を見るのは自由だ。
「姉さん」 先見の塔の巫女が現れた。紛れもなく彼の姉だった。別れたころと変わらない。コクヨウの呪縛は時間にも影響する。 「クレイス、久しぶり」 「夢を見るのは、確かに自由だけどね、姉さん」 何も、こんな形で会わなくても……と彼は思う。 「うふふ、あなたが来てくれてよかったわ。思い通り事が運びそうよ」 「?」 これ、俺の夢だよな。彼は確認する。しかし、確かな確認の仕方は出来ない。 「会えよかった。クレイス。じゃあね」 巫女が背中を向けて歩く。彼は追いかけるがどんどん遠ざかっていく。 「姉さん!」 目が覚めた。まだ、夜は続いている。 「……なんだったんだ?」 やけにリアルな夢だった。心の奥では、やはり姉に会いたいんだろうな、と思う。彼は再び眠った。
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