気まぐれ日記
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2006年04月11日(火) これ書いて寝ます。

 ただ今朝夜逆転生活です。
 起きるのは夕方6時です。(笑)
 今朝は八時まで仕事してました。(笑)



 「人の魔力で?」
 スピネが首をひねる。妖精は魔法を使わない。その身自体が魔法みたいなものだった。
 「そうだ。操られると自分の意識と関係なく動くようになる。記憶もない。ただ働かせるだけだ。だけど、それにはこれが必要になる」
 クレイスが頭に巻いていた布をほどく。日によっては色や柄が違うものをしていたのでスピネにとっては、ただのおしゃれだと思っていた。
 「わ」
 スピネが軽く驚く。額には火傷のような跡が残っていた。その舌に魔方陣のようなものが書かれている。
 「この模様を身体に彫らない限り、その呪縛は成り立たない。俺は追い出されるときに、焼かれたんだよ」
 「ふうん……じゃあ、もうクレイスを操ることはできないんだ」
 「そうでもない。あいつは魔法の炎で焼いたんだ。あいつの魔法で治すことができる。そうなれば、また俺を……」
 「そうなの……」
 「でも、例え操られても自由なのが一つある」
 「それは?」
 「眠っているとき、夢の中だ」


草うららか |MAIL

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