気まぐれ日記
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2006年04月03日(月) もう、ダメかもしんない

 自分が。
 ということで、今週は表紙からやられっぱなしの今週の一言(長い):つーか、直視できずにそのままレジ持ってって、家帰って改めて見たら、一人はアニメ画だったんですね。チラッと見気づかなかった。(アニフェス時よりも今の絵に近い)そして、香りつきカード。それってさー、少女紙の付録じゃないの?(季節の変わり目により鼻が詰まってて香りが感じない) なんて口が裂けても言えませんぜ。(購入したし) そして、気になっていた続き。姉上ー!! なんでそんなしおらしいの? いつものアレはないの? そして、あの二組はどこで合流したの?(最重要部分)すいません。一言で収めきれないです。
 あ、アニメ、明日だー!
 


 昔書こうとした没ネタをきちん(?)と書いてみようという企画。ブロード(弟)の元の話なんで似ているところが多々あるけど、気にしない気にしない。だって、この日記で書いてないし。

 
 「彼を呼び出すというのですか?」
 「さよう。この先、必要となる」
 「では、彼を……誰か、いるか?」
 「あなたが行きなさい。一筋縄でいかぬだろう」
 「わかりました」
 その国には、先見の塔というものがあった。その名の通り、未来を見るための塔。国の成り行きを見通していく。だから、その国は繁栄していった。そして、先を見るために魔力を費やす巫女がいる。先を見るために適している魔力を持つ娘を国から見つけては、丁重に向かい入れ、不自由のない暮らしが約束される。そして、その巫女の言葉は、絶対となる。
 彼は塔を出た。日の光がまぶしいと感じる。塔内は暗いからだ。暗くなければ先が見えにくというので、日の光があまり入らないようになっている。
 「籠の鳥……」
 つぶやく。巫女のことを言う。
 籠の鳥ならばまだいいか? まだ陽の光が入る。あの塔は牢だな。
 「それにしても……」
 彼は思う。
 奴を呼び戻すだ? 
 笑った。彼は、声を立てずに笑った。

 彼は、手のつけられない三流魔法騎士だった。
 有り余る魔力をうまく使いこなせず、暴走させては、周りを騒がせた。ついには禁じられた妖精との取引をし、その魔力を奪われてしまった。
 なので、その国から追い出された。永久追放され、家には戻れず彼は放浪者として各地を回ることになったと思われる。

 彼にはそこまでしか想像できない。ただ、彼に会うのを楽しみにしていた。 


草うららか |MAIL

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