気まぐれ日記
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2006年02月07日(火) 実は、まだ

 決まってないんですよ、何を書くか……。
 気ままに書きますわ。
 今日、何気によく知らないブリーチ見たんですけど、なんか狙ってるの、アレ? いや、よく知らないんで気にしないでください。

 今週の一言(またまたまた一日遅れ、昨日は日記書いた後に読みに行った):よく、父に来た選挙のはがきに落書きしたな……背後霊とか描いた。 

 
 彼女の一行はとある町についた。もう日が暮れる一歩手前である。
 「さ、今日は宿のベッドでゆーっくり寝れるわ!」
 嬉々として町に入ろうとした彼女を、門兵が止めた。
 「お嬢さん,この町にはもう入れないよ。時間だからね」
 「ええー!」
 「残念だけど、明日七時までこの門は閉じるんだよ。じゃあね」
 門が閉じられていく。それを黙って見守ることしか出来なかった。
 「そんなー!」
 「仕方がありません。今日は諦めましょ、フレクアさん」
 「そんなー!」
 「しゃーねーだろ! 今夜の夕食当番はお前だっけ? 嘆いてないでさっさと作れよ」
 「そんなー!」
 ゼデューとオーフに慰められ、フレクアは嫌々ながら夕飯の準備に取り掛かる。と、言っても乾パンと固形スープを湯に溶かしたものだった。もうほとんど食料も尽きている。
 「この町に入ったら仕事をしないと」
 食料も路銀も残り少ない。町に入れたとしてもどうなるのか、わからない。
 「オーフ、お願いがあるのだけれども」
 「俺は食わなくても大丈夫だからいい。ちょっと、町の様子でも見てみるよ」
 「ごめん、ありがとう」
 そう言われ、オーフは少し照れた。白と黒の羽を広げ、ふわりと宙に浮かぶ。彼は天使と悪魔のハーフだった。(本人はつい最近まで悪魔だとばかり思っていた)とある理由でこの人間世界に来たが、いろいろな理由でフレクアと一緒に行動している。
 「明日は、がんばりましょうね」
 「そうね。やっぱり食事はみんなで取った方がおいしいですからね」
 オーフは特に食べる必要はない。ただ、一人だけ食べないのは、この二人にとって手もちぶさで、気まずく感じた。だから、ほとんど無理やり彼も食事に参加させている。そして、今日のように食料に余裕がないと自動的に彼の分が切られてしまう。都合のいい話だ、と言ってしまえばそれまでだが、オーフは気にしたことがない。いつも二人にはそういうが、二人は少し罪悪感を感じた。二人から離れるのは気を使っているからだ。
 そんな感じで三人はバランスを取っている。 


草うららか |MAIL

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