気まぐれ日記
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頭痛だった……。マジでやべって思って朝に頭痛薬飲んだ。
治った。
いわゆる、薬だと思って飲んだら片栗粉でも治っちゃうアレだ。 今週の一言(また、一日遅れ):雪像は……って、そんなことよりも、一抹の不安を感じずにいられない。(笑)
ブロードはその一枚を残し、残り四枚の白紙メモを破り捨てた。 「そこにゴミ捨てないでくれない」 と、妖精主。 「あ、悪り、片付けといて」 妖精主が膨れているが、ブロードは無視した。そして、エノマの元に向かうように、樹理に言った。
エノマは誰にも邪魔されないような自分の空間でくつろいでいた。目的は自分の回復。失いかけたものを養うためだ。しかし、それもあっけなく終わる。 「きゃあ!」 「お邪魔するぜ」 今の樹理はリースリーズの能力があるため、どこにでも現れることが出来る。 「エノマのお姉さん、ここで俺たちに消されるか、それともこのリストから辞退してもらうか、どっちか選んでくれない?」 ブロードたちがいくら破こうとしても千切れなかったメモ。それを本人が破るとどうなるのだろう。 「で、でも、そんなことできるの?」 「ああ、たぶん出来るさ。これを姉さんの手で破り捨てるだけだよ」 自分自身か降参したら、このメモの効力は消えるだろう、とブロードは踏んでいる。 「たぶん、な」 樹理が不安げな声で言う。 「でも、エノマ。試してみてくれ。私は今はもう疲れた」 「わかった。私も消されたくない。それに……。とにかく、試してみる」 メモを受け取り、それを破る。二枚になり、四枚になり、八枚になり、そして、ちりじりになる。何事もおきなかった。 「……」 「……」 「終わった」 ブロードの顔から緊張が無くなった。エノマの顔に笑みがこぼれる。 「やった!」 ブロードが思わず声に出した。
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