気まぐれ日記
DiaryINDEX|past|will
今日は、母上夜勤のため午前中に近くの書店に行く。ここで念願(?)の銀魂9巻とDグレの6巻購入。しかし午後から職安の説明会に行かねばならんので、読まずにそちらへ。 徒歩40分、説明会2時間、更に帰りも40分。5時頃帰宅。最後の一話を残し、伯母から電話。「百円寿司に行かない?」「行く」そんでもって腹いっぱい。 いや、9巻はいろんな意味でお腹いっぱい……。
樹理が目覚めて、すぐに二人は出発する。オフィーリスはがんばってね、と一言言って見送った。場所は樹理が知っているということで樹理が移動魔術を使う。 着いたところは、フォーランズと呼ばれる国だった。ブロードはそこをよく知っている。 「この国の王子が、よく狙われている」 「ああ、知ってるぜ。とことん魔族に好かれているんだよ、ここの国の王族は」 「知ってるなら早いな」 「知ってるつーっても、五十年前だ。イーリスの奴も孫いる歳だな」 「ふーん」 街に入り、適当なところで店に入る。そこで飲み物を頼んだ。席に着く。飲み物は特にどうでもいい。とりあえず、相談する場所が欲しかったのだ。 「お前、どんなことができるんだ?」 樹理が聞いてきた。 「どんなことって……言われてもな」 何もできねえな。 「ただ、魔力を奪って自分のモンにするだけだ」 「お前、本当にあのスノムウェンを消滅させたのか?」 スノムウェンとは別世界の魔王でブロードがその昔消滅させた。かなり手強い魔族として、魔族の間でも恐れられた。 「なんでジュリちゃん、そいつのこと知ってんの?」 「母様から聞いた」 「あれは、あの時、バルクのおっさんとかティママンとかいたから、できたようなもんだし」 「しかし、魔族になりたてだったお前が倒したと聞いた」 「だから、手助けがあったからなんだよ。それに、俺は堕ちたんだ」 「堕ちた?」 樹理が声を潜めた。 「ああ、そう言われた」
|