気まぐれ日記
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気になる方は、こちらへどうぞ→『50円で買った幸せ』 ただし、文句言いたくなるかもしれません。大したものじゃないから。(だって、50円だし) VPI職業興味検査なるものを受けた。ものすごーく偏った結果出て、担当の方に「こんな結果を出す人も初めてだ」と言われました。向き不向きではなく、あくまで興味ある仕事のことだそうだ。(まあ、向き不向きは少なからず入ってくると思うけど) ちなみに、「トレーサー、歯科技工士、建築士、金型技術者、人類研究者、天文学研究者、病理学研究者、物理学研究者、化学研究者、地質研究者、統計学研究者、外科医師、気象学研究者、気象観測員、建築技術者、イラストレーター、商業カメラマン、工業デザイナー、宝石デザイナー」……興味があるような、ないような。研究者気質?
「だって、ブロード。あなた、流行とか何とかという割にはいつも適当な服着てるじゃない」 「うっ……」 「そういうこと。もっとワイン飲む?」 「いや、もういい」 「そう。じゃあ、早速だけど、初仕事よ。ターゲットは……」 「えっ?」 オフィーリスは皿などをテーブルの脇にずらし、紙を一枚広げた。魔族の名前と特徴が書かれている。 「名前は、メイシル。人間の血を糧とする魔族」 「それ、オフィーリス姉ちゃんもおんなじじゃん」 「そうよ、私の妹ですもの」 「また、妹かよ」 「私の妹たちは生まれては消え、消えては生まれるのよ。つまり、これエンドレス」 「……どうなってんの?」 「そのうち、教えるわ。顔はあの子が知っているから。樹理が起きたら始めてね」 「わかった」 ブロードは思う。長くかかりそうな仕事になる、と。
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