気まぐれ日記
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2005年08月30日(火) |
あの陽気なギャングたちが |
映画になるんですね。(遅っ?) いい機会だから読み直そうかな。ああ、もう人間嘘発見器!(意味不明) クリスタル育成キットなるものが、とある色物屋に売っていて、一ヶ月ほど放置したあと、作ってみた。石まで用意したのに、肝心のクリスタル結晶は石につかず、百均の容器のそこに生えてます。
ブログはじめようかと思ってます。ここは毎日やりますよ。ただ、メーラーつけようと思ったら失敗したんで。もう、いいやここはどうでも(あくまでメーラーのみの話) あとなんか、たまにマニアっぽい話を……いつものことか?
夏目は、恐ろしいものでも見るようにその人物を見ていた。 「久しぶりだね、夏目君」 「……ええ、そうですね」 「元気かい? ああ、元気じゃないから入院しているんだよね。ははっ、君はやっぱり体が弱いからね」 「……でも、だいぶ良くなりました」 「まあ、お大事にね」 「……ありがとうございます」 院長が部屋を出るとき、森とすれ違った。 「おや、息子」 「院長、見回りですか? 珍しい」 会話はそれだけだった。しかし、周りを冷や冷やさせたのは確かである。 「夏目君……」 「……」 彼は動かなかった。震えている。ややして、やっと口を開いた。 「院長先生は、俺には興味ないのにな」 「大丈夫かい。まだ震えが……」 夏目にとって、院長は恐怖の対象である。まだそれは癒えない。一生は残るだろうと思われる。 「うん、もう大丈夫だよ。それより、先生、どうしたの?」 「ああ、それがね……」 夏目はそれを聞いて、さほど驚かなかった。だが、喜んでいた。 「先生はそれ見えて、迷惑じゃない?」 「いや、患者と同じものが見えるからね。本当に幻覚なのか、これなのかはっきりするからいいよ」 「先生らしいね」 「しかし、うちの病院。結構妖精がいるんだね」 「うん。みんなここで何をしているのか興味があるんじゃないのかな」 建物には小さな妖精たちがちょこちょこ歩いている。看護師のあとをついていったり、患者のあとをついていったりと。もちろん、悪いことも良いこともしない。ただ、不思議な光景だった。
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