気まぐれ日記
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2005年08月09日(火) 暑さももう少し?

 盆が過ぎたら、この暑さも落ち着くだろうと。去年は例外だけど。

 鈴木千太朗と斉藤直行と上田明と黒岩淳一(は今日出る予定)
 も、つらつらと書いた日記帳で登場。上田は出たことあったか、エンピツで? ようするに、どうでもいいクラスメイトを作りたかったのですが、田学の生徒はまず変人が多いので、それに負けるには負けるけど個性はぞろいです。上田と黒岩は先生です。

 リストに残っているのは……。今日中にそろえなければ間に合わない。
 「田中玲子先輩!」
 「なに?」
 「このツアーに参加してください」
 「え、で、メンバーに岡崎秀介は?」
 「ええ、多分部長さんがつれてくると思います」
 「わかりました。行きましょう」
 そんなわけで、あっさりOK。次、引率先生。人数が多いので、二人は必要だ。それも、リストに載っている。高等部保険医の上田。体育教師黒岩である。
 「そういうわけなんです、先生」
 「あー、リスト見せてみい」
 上田はそのリストを見る。
 「いーよ。どっちにしろめんどう見なきゃなんないし」
 「え?」
 「俺、オカ研の顧問だからな」
 「あの、先生。黒岩先生もリストに入っているんだけど……」
 「へえ、淳一が。へえー」
 「あの、先生?」
 上田がにたぁと笑う。洋がちょっと引いた。
 「淳一とは幼馴染なんだ。あいつ、怖いのが苦手だからな……、俺から誘うから安心しろ」
 「は、はあ」
 そういうわけで、全員コンプリート。
 「うんうん、さすが柘植君だ」
 「つーか、先輩。皆いもづるでついてきたんですよ。もしかして、知っていたんですか?」
 「ふっ、田学に小学校から通えばおのずとわかるぜ」
 中等部から入った洋にはよくわからなかったが、とにかくミステリーツアーなるものは、あさってミーティングが行われる。


草うららか |MAIL

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