気まぐれ日記
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入りました。後任を引き受けてくれる犠牲者が!(こらこら) でも、なんか続けていけるかどうかが心配な面が……。でも、三日で辞めるとかは今のところなさそう。ちなみに、この方は一番最後に面接をした方です。(この間、この人にかけようといった人ではないです) なかなか辞められず、この日記をご覧になっていた方々に、ご心配と励ましのお言葉を戴きました。ありがとうございました。この通り、私は今月中にはやめられそうです。(プーに自らなって喜ぶ私って、一体……)
解説・柘植洋は、以前に書いたウィルスなみの、というかミステリーのかけらも無い小説(?)「すずめのゆで卵」の主人公の息子です。無事、高等部に入った模様です。 そして、お初なのがミステリー研究部、山川京一郎。これはもう、田学を日記ノート(百金で買ったもの)につらつらと書いていた頃にできたキャラです。だから、洋より全然前からいたんですが、使いどころがなく今まで出番がありませんでした。どうやら現役探偵事務所の息子を狙っていたようです。でも、中学から部活に入れるはずなのだけど……。そこは目をつぶってください。
『ツアー参加者 名簿』 そのノートの表紙にはそう書かれていた。洋はそれを恐る恐るめくる。 「よくも、ここまで、色濃い人たちを集めましたね」 「むう、必ずミステリーが起こりそうなメンバーだろ?」 「ミステリーどころか冥界の大王も殺されかねないですよ」 「だからいいのさ」 「よくない」 「そういうわけで、必ず彼らを参加させるんだ。頼んだよ」 「……って、これ願望なのか!」
いわく、部長の言うことは絶対である。 それが、田中学院部活動の掟である。ちなみに、ミス研は部員数が今まで部長一人だったため、認可されていない。だから洋は言うことを聞かなくてもいいのだが、彼はそのことを知らない。 「くっそぉ、なんで俺こんなことせにゃならんのだ」 ターゲットその一。中野四兄弟。 後輩の中野冬季のことは知っている。運動部で引っ張りだこの彼だ。早速そこに当たってみた。うまくすれば、一緒にターゲットの野田晴仁もついてくる。 「あ、柘植先輩。どうしたんすか?」 今、彼は卓球部の助っ人をしていた。 「えーと、実は……」 理由を話すと、すぐにOKが下った。そして、晴仁もつれてくるという。 「いやあ、毎日毎日部活でさ、俺助っ人なのに休む暇なくて。いい口実ができたよ」 「悪いけどさ、君のお姉さんたちとお兄さんも……」 「それ、勘弁して」 あっさり、断られた。 「姉ちゃんや兄ちゃんが行くのは構わないけど、俺からは無理」 そういうわけで、次は年の近い双子、中野夏季と秋季に持ちかけることにする。
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