気まぐれ日記
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最初は良かったが、だんだん話が削れていってつまらない部分を残して終わりました。結局タイトルもつかないままこの話を終わらせることになりました。どうも、すいません。 でも、この話もいつか使えるようにリニューアルするつもりです。(いいんかい、それで!)
二、三日後、コウは無事にもとの世界に帰ってきた。 「ただいま、レスティ」 「コウ、もういいのかい?」 彼を見て彼女は驚いた。瀕死だった彼は、今は元気になっている。 「一体どうやって……」 「リサがいろいろ大変だったみたいだけど、もういいみたい」 保険証がどうとか、保護者がどうとか、などなどつぶやいてはいろいろ用意をした。魔法による偽造であるが、仕方がない。 「そうかい」 リサの妹、リタは魔女たちに連れられて帰っていった。 「リサは?」 「自分の世界に帰るって」 「そう……」 「ねえ、レスティ。女王はっどうなったんだ?」 「ああ、死んだよ。自分がやったことに恐怖を味わいながらね」 「……でも、もう俺みたいな魔女が食われることはないね」 「ああ、母親から子供を引きはなすこともね。あんたも母親のところに連れて行ってやるよ。もともと、そういう約束だったからね」 「でも、なんて言えばいいんだ」 「いらないよ。お前に会いたいのが一番だからね」
リサは高位魔女を辞退しなければならなくなった。 理由は、異世界にて禁止されていることを行った。コウを助けるためにいろいろ偽造をしてしまった。自分以外にそれをすることは禁止されている。 次に魔法力の低下。例の歌を連続歌ったため彼女の魔法力は低下してしまった。異世界の魔法は彼女に負担をかけたらしく、弱まってしまった。 彼女は本来なら罰を受けなければならないが、一つ大きな功績を残したため罰を免れ普通に生活をすることが出来た。悪魔たちの原因を突き止めたことだ。彼女は直接高位魔女をまとめる女王のもとへ駆け込んで、事情を全て話した。高位魔女たちは、半信半疑であったが女王は彼女の言葉を受け止め、数名を異世界に送った。 悪魔たちの原因を突き止めたためか、高位魔女はあまり必要なくなってしまった。それでも、街の発展や災害が起こったときなどてきぱき働く姿にあこがれるものは少なくない。それに、死と隣り合わせの仕事ではなくなった。 リサは、その世界で普通の人間として暮らしている。 「ごめんね、お母さん。楽させてあげられなくて」 「お姉ちゃんの分は私ががんばるよ」 リタが声を上げる。彼女は高位魔女になるために勉強していた。高位魔女になるためにはリサ以上に努力が必要になった。危険が少ない分、なる人が増え、条件が難しくなったのだ。 「あたしは二人が無事ならいいんだよ」 両親はリサとリタの無事を聞いてすぐ退院した。リサが帰ってきたときには大いに喜び、大いに泣いた。 この家族は、とりあえず平和に暮らした。
リタがある時、歴史の勉強をしていると、古い本がまぎれていた。三百年ほど昔の話がのっていた。 『光の王が、この地を治めていた……』 「こんな話、あったっけ?」 リタがリサに聞いた。 「さあ……」 彼女は忘れていたが、コウの保険証を作る際、名前を漢字にした。後で彼に「なんて意味だ?」と聞かれた時、彼女はこう答えた。 「コウって、『光』って意味だよ。なんか、いい意味だったから勝手につけちゃった」
それが、コウなのかはもちろん知る由もない。
終わり
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