気まぐれ日記
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2005年04月30日(土) それでも明日はお休みで

 ちょっとゆっくり出来るかな、と思っている。
 明日は、ちゃんと「退職願」を書くぞ。


 「おばあちゃん、大丈夫?」
 リタはレスティを心配そうな顔で覗き込んでいる。 
 「ああ、平気さ。それよりも、助かったよ。思った以上にね」
 リタの分けた魔法力は、レスティを普段以上に回復させた。彼女はリタの能力に改めて驚いた。
 「よかった。お姉ちゃん、いつ帰ってくるかなあ」
 「すぐに帰ってくるといいね」
 そう、なるべく早く。コウが食われないうちに。
 「リタ、あのおばちゃんは嫌い」
 「そうさね、お嬢ちゃんはここにいてくれるかい?」
 今夜一晩、月の光の下で眠ればまた女王のもとへいけるだろう。

 朝になってもリサは帰ってこなかった。
 「お姉ちゃん、遅いね」
 「そうだね」
 昼を過ぎ、夕方になってもリサは帰ってこない。レスティは痺れを切らした。
 「お嬢ちゃん。ちょっと出かけてくるよ」
 「リタは?」
 「お姉ちゃんが帰ってきたら、伝えてくれるかい? 城へ行ったってね」
 「うん」
 レスティは再び女王のもとへ向かった。
 間違いなく女王は、今夜コウを食らう。そう思って。


草うららか |MAIL

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