気まぐれ日記
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| 2005年04月25日(月) |
意外に早く終わっちゃいそうな |
気がする魔女の話。いろいろ考えてたことがなくなったからかな?
リタを助けるために、三人は城へ向かう。 「人間は簡単に通してもらえないからね。鳥やねずみや虫がいいんだ。踏み潰されないようにするんだよ」 レスティは城から遠く離れたところで様子を伺った。 「それと、女王には魔法は効かない。何に変身しても見破ってしまうんだ。あんたたちを構ってあげられないから女王には会うんじゃないよ」 「じゃあ、レスティさんは?」 「あたしはあいつをひきつけるのさ。あんたたちに気づかれないようにね。うまくおやりよ」 鳥になり城に向かう。彼女はリタを探すためにねずみとなる。コウは鳥のまま見張り役をする。そして、レスティは女王に会うために女王の部屋に向かった。 「久しいね。三年ぶりだったかな」 女王はレスティの訪問に驚いた。 「お前が、禁断の魔法に手を染めているなんて……安易に考えられたけれどね。魔力を得るために人間を食べるなんてえぐいったらありゃしないね。ミルティーネ」 「姉さんになにがわかると言うのです? わたくしはこの国を治める者。それが美しくて何が悪いと?」 「国民は不信がるものだよ。何故、魔女が生まれると連れて行かれるのか……ってね。そして、お前の尋常ではない若さもだ」 「いいじゃない? 国民の中には、人知れず次の世代に移ったと思ってくれる人がいますわ。わたくしのことを孫だと思ってくれる人が」 「真実を知った国民はどうなるだろうね」 「レスティ、そろそろお帰りになったほうがよくってよ」 「せっかく来たんだ。もう少しいてやるよ」 レスティはそばにあった椅子を引き寄せてそれに腰掛けた。 「さっきまで、また異世界に悪魔を送っていたのかい?」 「……最近じゃ一つの異世界だけじゃ物足りなくて。つい最近連れてきた子もまだ小さくて食べられないわ。でも……」 女王ミルティーネは小さな引き出しから薬包紙を取り出した。 「成長剤よ」 レスティが目を見開いた。 「これを飲ませればすぐに食べごろになるわ。昨日できたの。先に誰かに試さないとね」 女王が笑う。レスティは背筋が寒くなったのを我慢した。
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