気まぐれ日記
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2005年04月10日(日) 近所のブックオフが

 ゲームソフト千円引きだったので、「すべてがFになる」を購入。キャラデザの人、よく読んでないだろうなあと思いつつ。それともわざとなのか。取説では萌絵は一年生だが二十歳。ビール飲むからだろうなあ。


 グオンは、いやいやながら仕方がなく被害者の家に訪問することになった。べグゼッドとカシスは留守番。余計なオプションはいらない。グオンはいつもよりも身だしなみに気をつけてその家に向かった。あらかじめ城から使いが訪れることを手紙で知らせてある。ただ、滅多に外に出さないグオンが行くことは知らせていない。
 グオンはドアをノックした。
 「はい……」
 憂鬱な顔をした中年夫人が、顔を出した。その表情が固まる。ややして気を取り直す。
 「もしかして、国王様の使いの方ですか」
 「そうです。グオン=サルガリードと言います。お悲しみは承知の上で大変失礼ですが、泣くなったご主人のことについて、お話しを聞かせてください」
 「あなたが、グオン様。……では、お上がりください。どうぞ」
 なんの躊躇もなくグオンを招き入れた。それだけ彼は(女性にとって)無害に見えるのだろう。または彼にどうされてもよいっていう方かもしれない。
 「主人は確かに自慢することが多いですが、人から恨まれる人ではなかったです」
 グオンの聞きたいことがわかったのか、何度も事情聴衆を受けたからなのか夫人は最初に切り出した。
 「自慢とは?」
 「はあ、例えば自棄酒大会で優勝したとか、中年親父ぼっこりおなか最優秀賞とか」
 「……」
 「ともかく、自慢しても一部のマニアしか受け付けないようなものなんです。急性アルコール中毒なら納得いきますが、殺人だと聞きましてショックです」
 夫人は目をハンカチで押さえた。
 「お話はわかりました。ともかく、殺されるような方ではないのですね」
 「ええ」
 「ありがとうございました。これで、失礼します」
 「何もお構いしませんで」
 「いえ。それより、奥方。泣いていては始まりません。まだお若いのだから、第二の人生を見つけてください」
 「お噂に違わず、ですわね。グオン様」
 「では、このことはご内密にお願いします」
 収穫は、なし。あるとしたら、犯人は無差別だ。ということしかわからなかった。まだ、捜査は難航しそうだ、とグオンは思ってため息をついた。


草うららか |MAIL

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