気まぐれ日記
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魔女っ子メグちゃんは、ママだけが本当のママで、パパや弟は人間界で住むために入りこんだのだったっけ? 私の年代では再放送(小学生の時にやっていた)なので記憶があいまい。ララベルっていうやつもいたよね。
彼女は適当に家を選んだ。 どうせ住むなら、いい家を選ぶわよね。 そして、彼女が入り込む余地のある家にしなければならない。金銭面でも迷惑をかけるのだから。 同じ年頃の少女がなくなった家を通り過ぎた。ここでは自分の存在はあまりにむごすぎる。条件はよかったが。 老夫婦の家も考えた。だが、自分では無理だ。 結局、核家族である家にお邪魔することになった。彼女はインターフォンを鳴らした。 「どちら様でしょうか?」 女性の声だった。優しそうではある。 「お母さん、私よ。忘れちゃったの?」 思いっきり魔法力を込めた声で言った。これで、かかるはずだ。 「まあ、理紗。お帰り。こんなに遅くまでどこに行っていたの?」 「やーねえ、お母さん。ちょっと、「引越しました」っていうはがきを出しに行っていただけじゃない」 「ああ、そうだったわね」 なんの疑いもせず、その異界の訪問者を入れた。 「さ、あなたも引越しの片付けしないとね」 「そうだな、理紗。お前だけまだなんだぞ」 と、男性は言った。 そして、年下の女の子。少し生意気そうだがかわいい顔をしている。 「お姉ちゃんは寝るとこないよ」 「もう、すぐに片付けるわよ」 引越しといっても元からある家だし、この家族たちは元から住んでいる。明日にはそのことは忘れ、自分を家族の一員として扱ってくれるだろう。そして彼女が去るときは、彼女のことはすっぱりと忘れてくれる。とりあえず魔法は成功した。 この世界での家族も構成は同じにしたかった。後は愛せる家族であって欲しいと思った。
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