気まぐれ日記
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昨日のことですが、二十年ぶりの記録的な大雪で職場の前の坂で立ち往生。みんなで雪かきしてどうにか車を進めました。 もう一回くらいくるんだろうか? 雪……。
「嘘をついたっていうことか?」 「うん」 自宅にて拓馬は唸った。洋が描いた人物画は紛れもなく山口氏だった。 「でも、なんでだろ。やっぱり山口さんが犯人なのか?」 「そこまではわからん。ただ、疑われると思うだろ、普通。だから、知らないと言ったんだろ」 「じゃあ、越田さんから金を借りていた人たちをピックアップしていけば……」 「まあな、そのうち当たるだろ」 「なんか、父さん乗り気じゃないね」 「ああ、そうなんだ」 拓馬はテーブルに一枚の紙切れを置いた。雑誌や新聞などの字をつなぎ合わせて作った怪文書だった。 『このイえ は のろワレていル ただチに犬をはなセ』 「なんだ、こりゃ?」 「すごいだろ、ただの怪文書ではないだろ」 「ただの怪文書だよ。犬って、パグのことかな」 パグは生意気にもソファーの上にあるクッションの上で昼寝をしている。 「で、父さんはそれで何もする気がないんだね」 「そうだ、こんな面白いことはない」 拓馬は妙にうれしそうだった。山口氏のことなどもうどうでもいいらしい。
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