気まぐれ日記
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ウィルス対策として、そのダウンロードを購入したのはいいんだけど、手続きの際、全部記入する前にエンターを押してしまいエラーを起こしまくっていた。長ったらしいカード番号を記入したのにもかかわらずファックス番号が電話番号と同じだったためか、エラーも……。お疲れ。
ブロードはそこに音もなく現れる。 「よう、準備は出来だぜ。こっちはどうだ?」 彼は、会議室に集まった面々をまわし見た。 「まあ、大体そろったぜ」 「じゃあ、行くぜ……グオンはどうするんだ?」 「私はあまりここを離れることはできん」 「だろうな、じゃあ行くのはこのメンバーだけか。ヘネシー姉ちゃんは俺が連れて行くから、後各自で頼むわ」 「うん、わかった」 「へーい」 ルイとオーフがうなずくと、それぞれ皆消えていった。後に残されたのは、グオンだけだった。彼が扉を開くとメイドが盆を持って開けようとしていたところだった。止まっている。 彼はそのまま会議室を出る。イーリスの部屋に入る。 「皆、向かったぞ、イーリス」 「そう……」 イーリスはベッドの中で返事した。うとうとしかけていたが、グオンの入ってきた音で眼を開けた。 「それと、この城の時間が止まった」 「……どおりで静かだ」 イーリスは咳をした。しばらくしてやっと止まる。 「こんなときに風邪引くなんて、ついてない」 「普段くしゃみすらしないくせにな」 グオンが呆れたようにいう。 「まあ、せいぜい休むことだな」 「それにしても、時間障害を受けた俺たちだけが無事だなんてな」 「ああ、免疫がついているのかもな」 グオンは自室に戻っていった。イーリスは再び眠りについた。
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