気まぐれ日記
DiaryINDEX|past|will
| 2005年01月03日(月) |
やることが決まったよー |
前から考えていたお正月企画。やること決まりました。 こうなると、アニムの話をちゃっちゃっと終わらせてやりたいです。
ミレンディにやっと着いたのは、三日後だった。馬車を使用しての三日なのでかなり日数を要した。アニムはこの街のことを、「ブランディの街」としか把握していない。立ち寄ったことはあるが特に気に留めたことはなかった。 ここまで来るまで、あのときの一度しかアレらは追ってこなかった。このまま石職人に会えれば(そして、なんとかなれば)いいのだが、そうは行かなかった。 甘いにおいの中に、腐敗臭を撒き散らしながら、アレらはやってきた。 「きいいきゃああ!」 悲鳴が響く。アプリの悲鳴だけではなかった。 「な、何あれ?」 「妖精のいたずらか?」 「だとしたら、なんて悪質なんだ」 「こ、こっち来る!」 「いいやああ!」 と、街は大騒ぎの混乱で人々は逃げていった。ブロードは、何も言われなくとも例の魔法を発動させようとしている。が、先日とはちょっと違う。何か書かれた紙を取り出して少し何かをつぶやいただけで、それらは全て燃えうせた。ブロードもぴんぴんしている。 「魔術か……」 「うん。しばらく魔力を使わなかったから貯めておいたんだ。発動させるだけでいいから魔力はほとんど消費しない」 ブロードがそういい終える頃、拍手が鳴った。一人の中年の男が、こちらに現れる。 「いやあ、ひっさし振りに見たな。しかも見事な魔法を」 男はそれに満足したような顔で続ける。 「君たちが、あの石を倒したのだね」 「なんで、それを?」 「あんなのが現れたと言うことは、そういうことだなあと思ってな」 「じゃあ、あなたが職人さんなのね。あの石を立てた」 「そうだよ。お嬢さん。わたしがあれを作ったんだ」 男は、フェールと名乗った。 「お願いします。あの石を元に戻してください」 アプリはフェールにそう頼んだ。 「それはもちろんなのだが……それにはエルフが必要なんだ」 ブロードとアプリはアニムを迷わず見た。アニムは二人の視線を痛く感じながら受けていた。
|