気まぐれ日記
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| 2004年12月18日(土) |
そーゆー展開かい!? |
ちょっと好きな漫画の展開のこと。そっちに行ってしまうんですね……ちなみに続きは、来年の四月。(笑)
「私からの話はこれだけだよ。娘の手伝いをしてもらえんかな」 マルアニアの父はそういって、また本を読み出した。 ヘネシーは、仕方がなくマルアニアのところに戻った。 「あら、お父様は?」 「本を読むから、こっちを手伝ってくれといわれた」 「そう……。なら、これを干してくださるかしら?」 「干す?」 彼女は洗濯物が干されている場面を思い出した。しかし、水洗いされて絞られた洗濯物から、その場面まで考え付かない。とりあえずは開くことしか分からなかった。 「もしかして、お洗濯は初めてかしら?」 「すまん、私は……剣しか習ったことがない」 「そう、ならお教えしますから」 マルアニアはシーツを開き、二つにたたんで、物干し竿にかけた。シーツをたたいてしわを伸ばす。最後に洗濯バサミでとめる。 「なるほど。ではこれは?」 彼女が手に取ったのは肌着だった。マルアニアはそれを、ぱんっぱんっと伸ばしてハンガーにかける。その他の洗濯物もマルアニアが付き添って干していった。 午前中は洗濯することで終わった。天気は良い。マルアニアは満足そうに空を見た。 「よかった。午後からはゆっくりお茶ができますわね」 マルアニアは満面の笑みを浮かべて、ヘネシーに言った。 「今日はもう、お仕事はございませんわ。ヘネシーもゆっくりお茶を楽しみましょう」 ヘネシーは驚きながらうなずいた。短時間なら耐えられる。しかし、長い時間、黙ってお茶を飲むことは彼女には辛い。じっとしているのはあまり性に合わない。 恐怖のお茶の時間の前に、彼女は庭で剣を抜いた。彼女は訓練というものは一人でしない。するときは必ず相手が欲しい。それも、腕の立つ者でなければならない。が、彼女の相手をしてくれるのは、ビアソーイダでは父王一人、フォーランズの騎士団長くらい。いつか、叔父であるバルクとも相手をしてみたいとも思っている。 それでも、訓練しようと踏み切ったのは、一人でも訓練しないと次のお茶の時間には耐えられないと感じたからだ。
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