気まぐれ日記
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2004年12月01日(水) 眠い

 の、ですが(今朝4時起き)、今寝てもどうしようもないので、がんばります。


 村から一時間ほど歩いた山はそれほど高い山ではない。とてもドラゴンが住んでいるような気配はない。ふもとまで村長を従えていた男二人が無言で案内した。山からは、二人で行けと言ってその場で野営の準備をした。二人をここで待つという。
 バルクたちは怪しみながらも山を登っていった。山登りも中間に差し掛かった頃、アニムが声を掛けた。
 「なあ、バルク」
 「何だ?」
 返事をして、はっと思った。もちろん遅い。バルクは、どう説明しようかあたふたした。しかし、アニムはくつくつと笑って言った。
 「やっぱりそうか。はははっ!」 
 さっきまでの不機嫌はどこかへ行ってしまったようだ。腹を抱えて笑う。
 「何から何まで同じで、別人と言うことはないと思っていたよ。やっぱりバルクなんだな」
 「アニム、お前……。いつから気づいた?」
 「最初の方から」
 アニムはまだ笑っていた。
 「でも、何故、ここにいる? もしかして、あの時のことか? 時間障害がどうとかの? 六十年以上も前のことだから思い出すのに苦労したよ」
 「あー、その通りだ」
 更にアニムは大笑いする。近くにとまっていた鳥が驚いて飛び去った。笑いがおさまるのを待ってバルクは話しかけた。
 「その時間障害のせいでここいいるんだ、俺は。どうしたら戻れる?」
 「知らんよ、そんなこと。お前は、全くそのことについてしゃべらなかったんだからな」
 「そうか……。それと、なんだよ。六十年も立つと口調も変わるのか?」
 「お前が死に際に、かっこ悪いからやめれと、言ったんだ」
 「そうか……。でも、さっき戻ってなかったか?」
 「たまに、戻るんだ。しかし、バルク」
 「なんだ?」
 「会えてうれしい」
 「なんだよ、気持ち悪りいな」
 とは言ったものの、そう言われて悪い気はしなかった。


草うららか |MAIL

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