気まぐれ日記
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ドラクエのために昨日今日二日休みました。 明日から仕事です。(大丈夫か? 自分)
それからアニムはパンを掴み口に入れた。バターの香りがする甘めのパンだった。そして、大皿に持った料理を自分の皿に持った。バルクはやや呆れながらそれを見ていた。アニムが盛り終わった頃、自分の分を盛る。そして、老人の分も。 「おや、すいませんな」 アニムは黙って食べている。がつがつと。食べれる時に食べておくのはウォンテッダーだ。しかしアニムの態度は悪い。機嫌が悪いのだ。よほど頭にきているらしい。 「じゃあ、村長。話を頼む。アニムもいい加減機嫌直せ」 食べながら無言でアニムはにらんだ。絶対いやだ、といっている。バルクはため息をこらえて老人を促した。 「じつは、私の孫……ここの時期村長になる者なのだが、病で部屋から出られないのです」 よくあることだ、とバルクは思った。半分は不治の病、もう半分は恋の病だ。 「それで?」 続けてくれ、とバルクは言った。アニムは無言でお茶をすすっている。 「孫がかかった病を直すには、ドラゴンの眼が必要なのだ」 「ドラゴンの眼だあ?」 「ウォンテッダーなら、と思い、あなた方を招いたのです。ちなみにドラゴンはこの近くの山にいるものに限ります。どうか、お願いします」 「断る」 アニムは即座に言った。 「そうだな、ドラゴンの相手など冗談じゃねえ」 「そ、そこをなんとか……あなた方は勘違いなさっていますが、この近くのドラゴンは穏やかなのです。話し合えば……」 「話し合う? それで済むのであればお前らがすればいい」 「それが出来ないから、あなた方に頼んでいるのです」 「……わかった。ただし飯代以上のことはしない」 アニムが言った。 「ありがとうございます。よろしくお願いします」 老人は、頭を深く下げて礼を言った。
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