気まぐれ日記
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2004年11月01日(月) やり残し

 何故、三十一日もあるのに、出来ないのか……。先月、やり残したことが気になるけど、できないまま明日早番で、あさって休み。


 翌朝、朝は来なかった。いや、来ているのだけれども「朝」という感じはしない。窓の外は真っ暗だった。
 「ルイ、これは……」
 「この部屋だけ別次元にあるみたいね。向こうも私のことに気づいたみたいね」
 昨日、リュレイミアの結界を破ったのだ。気づかないはずがない。バルクが声を掛けてきたので、カーテンをめくった。
 「なんだよ、これ」
 「例の奴がお出ましだ」
 「来たか」
 バルクが剣の柄を握る。アニムもカードを作り、いつでも出せるようにする。そして、ルイは叫んだ。
 「そろそろ、出てきたら?」
 「わかったよ、出てきてやるよ」
 部屋のドアが開いた。そこには、ルイと同じくらいの年齢の男が入ってくる。
 (やっぱり、この世界の私は男だったのね……)
 ルイはその男をにらんだ。
 「昨日は驚いたけど、同族がいたんだ。納得」
 「あんたが、リュレイミア?」
 「そう。でもできるなら、ルイって呼んでもらえるかな? そっちの方が気に入っているんでね」
 「ふーん、今の総統がそう呼んでくれるから?」
 「なんで、知ってんだ?」
 (なんでって、自分のことだからよ)
 「とにかく、あんたのことは知ってるわ。嫌ってほどね」 


草うららか |MAIL

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