気まぐれ日記
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2004年10月18日(月) やめてしまった

 マイ登録していた方の日記がなくなってしまった。ちょっと悲しい。人の都合なんで仕方がないことですけどね。


 「じゃ、おやすみ」
 べグゼッドは短く言って、自分の部屋に消えていった。イーリスもカシスも同じように言って隣の部屋に入る。カシスはさっさと着替えてベッドにもぐった。自分が入る予定のベッドを見るとカバーの上に寝巻きが置かれている。それに着替えて彼もベッドにもぐった。
 (それにしても……)
 ずいぶん遠くへ来たなと思った。千年も昔の世界。そこは見慣れた城であるのに、全くの別世界の城で、かつて賢王と呼ばれたべグゼッド王が自分と同じくらいの歳の姿でいたのだ。
 自分は一体いつまでここにいなければならないのだろうか……。この時間の障害はいつまで続くのだろうか……。
 疲れているのに、彼は眠れなかった。カシスが寝息を立てている。その音は騒音ではないが、耳に付いて離れない。
 (少し、夜風に当たってみようかな……)
 この部屋にはテラスがあるはずだ……。
 ベッドから降りて窓を開けた。夜風が冷たい。冷たすぎた。すぐに身体が冷えるが彼は戻らなかった。隣の部屋のテラスに、グオンがいた。
 (グオン……)
 暗いが隣の部屋にはランプが置いてある。だから、グオンだと認識できた。
 「おい」
 グオンが声を掛けてきた。知っているいつものような声だ。少々不機嫌な声だった。
 「何しに現れたのか知らんが、厄介なことは起こすな」
 「……」
 「もう戻れ。風邪引くぞ」
 そう言ってグオンは部屋に入った。
 急に寒さが身にしみた。自分も部屋に戻ろうとする。しかし、それはかなわなかった。足元から床が消えた。身体が一瞬宙に浮かんだ気がした。グオンが慌てて部屋から出てきたような気がする。そして、わけも分からないまま目の前が真っ暗になった。


草うららか |MAIL

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