気まぐれ日記
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| 2004年10月09日(土) |
明日、横須賀の友人が |
いとこの結婚式のためにやってくるのだが、台風22号の影響が心配。幸いここに台風は来ないんですが……もしかして、飛行機飛ばない? 何てこともあるかもしんない。 それにしても、18号よりも強い台風なんて……またこないでしょうね。
アンを草の上に寝かせ、オーフはその世界をあとにした。白い羽根はいつものと同じようにして消えてくれた。 「さよならだ、アン」 ふと、気づいて彼はアンの額に手をのせた。しばらくして彼は、ちょっと顔をゆがませた。 帰るのは悪魔側の自由である。彼は、模様の付いた石版の上にいた。 「お帰り。遅かったわね……記録的に長かったわ」 職員がいやみを言った。それでもちゃんと仕事をこなした点はほめた。 「でもね、あなたが天使のハーフとは聞いてなかったわ。だから、」 「だから?」 「くび。こっちとしても人手不足だから非常に残念なんだけどね」 とりあえず、一回分のバイト料だけはもらった。そして彼は追い出されたのだ。彼はわけが分からず、ルイファーナの家に戻って言った。 「お帰り。遅かったな」 「ああ、まあ」 「聞いたよ。ハーフなんだって?」 ルイファーナはテーブルに皿を置いた。おなか空いてる? と聞いてきたのでうなずく。 「うん。俺のお袋は天使だ。この通り悪魔の方が濃いけど」 「そお?」 「でも、なんでそんなのこだわるんだ?」 「あんたは、本当にこの世界の悪魔なのか? 天使とは相容れぬ者同士だからだよ」 「はあ?」 「……シチューとパンしかないけど」 「ああ、十分」 「あんた、どこから来たんだ?」 シチューをよそいながらルイファーナは聞いた。責めているわけではなく、興味から聞いているようだった。 「未来から、って言えばいいかな。ちょっとした事故で」 「そう。じゃあ、あんたの時代は天使とも相容れているんだな」 あつあつのシチューを前にしてオーフはアンを思った。彼女もシチューを作ってくれた。 「いいな、そういうの。出来れば……。さ、食べて食べて。またあんたのバイト考えないとな」 「頼むよ」 食べながら、思い返す。 アンの一番楽しい思い出は自分といた日々だった。今の彼女の思い出には自分のことなど一切消えている……全て持っていった。残していったのは、あの白い羽根だけだった。
オーフの章 了
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