気まぐれ日記
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三十秒前であせりました。せめて、一分前なら……なんとかなるのに。 明日、帰ったら二日分書きます。多分。 ではでは!
それではでは。
夏目は、ぽつりぽつりとあてがわれた朝食を食べた。朝にしては量が多いので、残すのは目に見えた。だから食べたいものだけを食べ、他のは手をつけなかった。それでも量は多い。 食事が終わると片づけに男が入ってきた。昨夜の男ではないようだ。彼女をじろっと見て一度出てゆく。背筋が寒い。それは、壁一面が窓だからではないようだ。 しばらくすると、その男がまた入ってきた。 「何か?」 「いや、あんたに会いたいっていう、社員がいるんだ?」 「社員?」 と、言うことはここはどこかの会社ってことか……。 「上からは特に命令はない。だから、会わせることにする」 「誰?」 「向こうはあんたを知っているってよ」 男はそれだけ言うと、出て行ってしまった。 ここは、会社。と、するとクイーン社かコンゴウ社? それにしては、丁寧な(?)もてなしだ、と思った。 ノックがした。初めてノックされたと思った。どうぞ、と声をかけると、明るい色のスーツを着た女性が入ってきた。 「夏目さん……やっぱりあなただったのね」 「美紗さん? と、いうことは、ここは」 「そう、こんな形で会社に来ていると思わなかった。そして、ここもクイーンと同じなんだと思ったわ。……スティック社にようこそ」
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