気まぐれ日記
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2004年09月06日(月) 結局は、

 休みは何か予定を立てないと、何もできないんだなあ、と。
 それでも今日は野沢のソフトクリームを食べたので、良しとしよう。


 夏目は留守だった。セリナちゃんによれば、もうすぐ戻るということ。そして、先客がいた。
 「あら、もしかして、梶元くん?」
 「なんで天藤がここにいるんだあ?」
 「あなたこそ……」

 「お知り合いだったんですか?」
 セリナが美幸にアイスコーヒーを差し出した。
 「ええ、高校の時のね。ありがと、セリナさん」
 「梶元さんは少し待っていてくださいね」
 「おう」
 「まさか、ここであなたに会えるとは思いませんでした」
 「俺もだよ。夏目に何の用だ?」
 「打ち合わせ、です」
 「打ち合わせ?」
 「あら知らないの? 夏目さん、作家さんなんですよ」
 梶元は、感心した。バイトだけではなく、こういった商売をしていることに驚いた。
 「でも、今時作家なんて、もうからねえだろ」
 「ええ、そうよ。私のお給料も微々たる物だけど……でも、儲かるとか売れるとかじゃないんですよ。作家さんは皆そうです」
 「そんなもんかあ? まあ、いいや」
 「ところで、あなたは?」
 「俺は、元バイト仲間だったんだ」
 「へえ、働きたくないって言っていたあなたがねえ……」
 「なんだよ、俺だって、欲しいものがありゃ、バイトくらいする」
 「へえ、何が欲しいんですかあ?」
 美幸がそう質問したとき、夏目は帰ってきた。 
 
  


草うららか |MAIL

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