気まぐれ日記
DiaryINDEX|past|will
ジャンプを立ち読みしたら、驚いた。これって打ち切り? ここまでひっぱっておいて……。で、いいのそれで? つーか、続きは番外編で? 藤崎竜が新連載したよ。何年ぶりだろうか? 内容もフジリューらしいみたいだし、毎週のお楽しみができたわ。(減った分はあるけど……)
「おい、無視するな! せっかくおごってやろうと言ってるのに」 「あんたから、おごってもらおうなんて考えてもない」 尾崎は、イライラし始めていた。 「とにかく、来て欲しい。話があるんだ」 「話って何?」 「ここでは、話すことは出来ないから、食事に誘っているんだよ」 「じゃ、聞かない」 夏目は、バスが一分でも早く来て欲しいと念じた。しかし、バスというものは、遅れてくるのが普通である。 バス停前に、一台の車が止まった。一応高級車だが、夏目にはどのくらい高いものか分からない。窓から女性が顔を出した。 「ねえ、まだなの?」 その女性はサングラスを外して尾崎を見た。ストレートの黒髪の三十代前半の美人だった。唇には真っ赤な口紅が引かれている。 「なかなかOKが出なくてね」 「もう。先生、何とか言ってくださいな」 「はは、夏目君に手を焼いているようだね」 運転席のほうから森が出てくる。 「夏目君、今回ばかりは尾崎の言うとおり話があるそうだ。危険はないようだ。ついてきて欲しい。いざとなったら私が助けるよ」 夏目はしばらく黙っていた。しかし、助手席に乗っている女性がギャーギャーわめくので、結局ついていくことにする。 「セリナを連れて行っていい?」 「もちろん」 「じゃあ……」 「でも、君の今のその格好じゃねえ……すまないが、美紗さん。ちょっと彼女に伝授してください」 美紗と呼ばれた女性は、快く承諾した。 「じゃあ、先にわたしのマンションに向かってくださいな。そこのドールと一緒に、誰にも文句を言わせない淑女にして差し上げるわ」 「……なんで、森の言うことは聞くんだ?」 尾崎がすねたような口調で言う。 「あら、あなたとは器が違いますもの。ね?」 夏目は、少し苦笑いをする。森に乗るように言われ、彼女は渋々と車に乗った。
|